Vol.1812:ジョージアのゴールデンビザ2026年新制度解説|滞在義務なし・15万米ドルからの不動産投資

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Meti Lux Partners 
代表取締役CEO

はじめに

現在、Meti Lux Partners(メティラックスパートナーズ)のジョージアオフィス(会計事務所)では、下記のサービスを提供をしており

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・ジョージアの最新事情
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ジョージアに少しでも関心のある方、将来的に海外移住や海外投資を視野に入れている方は、ぜひチャンネル登録をお願いします。

制度の全体像 ── 2026年3月施行の新ルール

2026年3月1日、ジョージアの不動産投資による居住許可制度が大幅に改定されました。従来10万米ドルだった最低投資額が15万米ドルへ引き上げられ、同時に「ゴールデンビザ」として制度全体が再整備されています。

ルートA:15万米ドルの不動産投資(短期居住許可)

居住許可の種類:短期居住許可(1年更新)
最低投資額:15万米ドル(2026年3月1日以降。従来は10万米ドル)
対象不動産:住居用・商業用いずれも可。ただし農地は対象外
複数物件の合算:可能。合計評価額が基準を満たせばよい
評価方法:ジョージア国家認定機関が認めた鑑定士による市場価格評価
家族の帯同:配偶者および18歳未満の子どもも同一申請で居住許可取得可能
最低滞在日数:居住許可の維持に最低滞在日数の要件なし(ただし税務上の居住者になるには年183日以上の滞在が必要)

ルートB:30万米ドルの不動産投資(長期居住許可)

居住許可の種類:5年間の一時居住許可
最低投資額:30万米ドル
その他の条件:ルートAと同様に農地を除く不動産が対象
特典:5年目以降、無期限居住許可(永住権に相当)への切替が可能
家族の帯同:配偶者および18歳未満の子どもを含めた申請が可能

永住権・市民権への道

投資居住許可を保持した状態で6年間継続してジョージアに居住し(直近5年間の出国日数が合計90日以内)、その後も居住を続けた場合、10年後にジョージア市民権の申請資格が生まれます。市民権取得にはジョージア語・歴史・法律の知識を証明する面接が必要です。なお、ジョージアは原則として二重国籍を認めていないため、市民権取得時には元の国籍の放棄が求められる点にご注意ください。

申請手続きの流れ

  1. 物件の選定と購入:対象物件を購入し、公共登記簿に所有権を登録
  2. 鑑定評価の取得:国家認定鑑定機関による市場価格の評価書を取得
  3. 申請書類の提出:法務省傘下のサービス開発庁(Public Service Hall)に申請。オンライン申請も可能
  4. 審査期間:標準で30日(追加料金により10日〜20日に短縮可能)
  5. 居住許可証の発行:ICカード形式の居住許可証(ビナドロバ)を受領

主な必要書類

  • パスポートのコピー(公証済み)
  • 不動産の登記証明書
  • 認定鑑定士による評価報告書
  • 投資資金の合法性を証明する書類
  • 申請料(300〜600ラリ、処理速度により変動)
  • 家族帯同の場合は親族関係を証明する書類

まとめ

ジョージアのゴールデンビザが注目されている理由は、その取得・維持におけるハードルの低さにあります。

主な特徴は以下の2点です。

  • 居住許可の維持に最低滞在日数の要件がない
  • 最低投資額が15万米ドルからと比較的低額

特に重要なのは、「滞在義務がない」という点です。

多くの国のゴールデンビザ制度では、「年間90日以上の滞在」など、一定の居住実態が求められるケースが一般的です。しかし、ジョージアの場合はそのような要件がありません。

そのため、不動産を購入してビザを取得した後も、実際にジョージアへ居住したり、頻繁に渡航したりする必要はありません。

この柔軟性により、「将来の選択肢として、とりあえず取得しておく」といった活用も可能になります。ビザの維持負担が極めて低い点は、他国と比較して大きな優位性と言えるでしょう。

なお、弊社でもジョージアのゴールデンビザ取得サポートを行っております。ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。

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累計不動産取引数567

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