Vol.1793:ロンドンでラーメン1杯7,000円?円安が映す日本円の購買力低下と外貨収入の必要性

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Meti Lux Partners 
代表取締役CEO

はじめに

現在、Meti Lux Partners(メティラックスパートナーズ)のエジプトオフィスでは、下記のサービスを提供をしており

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特に『エジプト不動産の分割支払い×短期国債』の組み合わせは、多くの投資家様に大人気の投資スキームとなっております。

ラメーン1杯7000円の世界線

先日ロンドンを訪れた際、ラーメン1杯が約7,000円という価格設定に驚かされました。


現地価格は32.95ポンド。イギリス人にとっては「非常に高い」という水準ではありません(もちろん安くもありません)が、日本円に換算した瞬間、そのインパクトは一気に現実味を帯びます。

為替を通して見えてくるのは、日本円の購買力が世界の中で確実に低下しているという事実です。

なお、この「32.95ポンド」はロンドンでも比較的高価格帯に属します。一般的な相場は20ポンド前後。それでも日本円換算では約4,000円です。

かつて日本では1,000円前後で食べられたラーメンが、海外では4,000円〜7,000円。

この価格差は単なる物価の違いではなく、「通貨の実力差」を映し出しています。

外貨を稼ぐ対策を

足元の状況を俯瞰すると、日本円が積極的に買われる材料は乏しいのが現実です。

  • 日本の貿易収支は5年連続の赤字(約2.6兆円)
  • 人口減少の進行
  • 経済規模の縮小傾向
  • 日本人による海外投資の増加(=円売り・外貨買い)

市場に出てくる材料は、総じて「円売り要因」です。

教科書的には、日米の金利差縮小(米国の利下げ、日本の利上げ)によって円高が進むはずです。しかし、現実には円高が加速していません。

それは、金利差以上の構造的要因によって、円が売られているからです。仮に為替がさらに円安方向へ進み、1ドル200円、300円となった場合、どうなるでしょうか。ロンドンのラーメンは1杯1万円、2万円という世界になるかもしれません。

そのとき、日本円のみで収入を得ている人は、国際的な購買力という観点では確実に相対的貧困に近づいていきます。

これは誇張ではなく、通貨の価値変動がもたらすシンプルな帰結です。

だからこそ重要なのは、「円以外で収入を得る仕組み」を持つことです。

例えば、

  • ジョージアの銀行で外貨定期預金を組む
  • 海外不動産に投資し、外貨建ての家賃収入を得る
  • エジプトの短期国債に投資し、金利収入を得る

こうした手段は、単なる投資ではなく「通貨分散」というリスクヘッジでもあります。

円安が進行する時代において、日本円のみを資産・収入の基盤とすることは、大きな集中リスクを抱えることと同義です。

これからの時代の前提

世界の物価を「円換算」で見ると高く感じる。

しかしそれは、世界が高くなったのではなく、円の実力が相対的に低下しているという側面もあります。

今後さらに通貨の二極化が進めば、「どの通貨で稼いでいるか」が、そのまま生活水準に直結する時代になります。

ラーメン1杯7,000円という体験は、単なるグルメの話ではありません。

通貨戦略をどう考えるかという、極めて現実的な経済の話なのです。



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