はじめに
拝啓 盛夏の候、皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
このたび、弊社主催にて「資産運用 勉強会」および「会員様向け懇親会」を、東京・大阪にて開催いたします。
新規のお客様を含め、どなたでもご参加いただける内容となっておりますので、ぜひこの機会にご参加賜りますようご案内申し上げます。
■ 募集人数(各会場共通)
- 勉強会:各回 48名様(新規の方もご参加可能)
- 懇親会:各回 8名様(※VIP・ゴールド会員様優先)
■ お申込みフォーム
下記フォームよりお申込みをお願いいたします。 2025年7月 オフライン勉強会・懇親会 申込フォーム
- 懇親会:人数に限りがあるため【7月15日(月)締切】とし、抽選制とさせていただきます(VIP・ゴールド会員様を優先)。
- 勉強会:定員に達し次第、締切とさせていただきます。
勉強会の詳細は※こちら
外国人法人への配当金は非課税
弊社でサポートをさせて頂いています、UAE法人(ドバイやアブダビなど)ですが、法人の株主が、個人ではなく『外国法人(UAE以外の法人)』と言うケースもあります。
もし、ドバイ法人で大きな利益があり、100万AED(約4000万円)の配当金を外国法人へ支払う場合、税金はどうなるか?
例えば、日本のケースでは、日本法人が外国法人(外国人を含む)へ配当金を支払う場合は『20.42%
の源泉徴収税』が引かれます。つまり、4000万円の配当金を外国法人に支払いをする場合は、日本国内で『4000万円×20.42%の税金』が、強制的に引かれます。
しかし、ドバイのケースでは外国法人へ配当金を支払ったとしても、課税をされることはないため、ドバイ法人から外国法人へ100万AEDの配当金を支払ったとしても、外国法人は100万AEDの配当金をそのまま受け取ることが可能です。(別途、外国法人の国で課税されることはありますが。それは各々の国で異なります)
そうなると、経営者としては下記のような考え方をします。
『もし、ドバイ法人で税引き前の利益が100万AEDあった場合、株主へ100万AEDを支払ってしまえば、ドバイ法人の利益がゼロになるので、ドバイで法人税を支払わなくてもいいのではないか?』と。
配当金は支払う前に法人税を支払う必要がある
結論を先に言えば、上記の考えは間違っており、ドバイ法人は税金を支払う必要があります!!
ドバイ法人で税引き前の利益が100万AEDあった場合『株主へ配当を出す、出さないは別にして、100万AEDに9%の法人税が発生をします』。
100万AEDの利益があったから、株主へ100万AEDの配当金を支払ったので、法人の利益がゼロになりました。だから、支払う税金はありません!とはならないです。
『ドバイの利益に対する税金と、株主への配当金は完全に別!』
と、考えて頂くのが分かりやすいかと思います。
まとめ
何を軸とするか?ですが
『法人利益の大半の最終着地が株主であり、その税金を極力下げたい』
と言うことであれば、以前ご紹介させて頂いたマルタ法人でも良いと思いますし
参照:マルタで法人設立するメリットと税金の実態【35%課税でも実効税率5%?】
『事業+移住』みたいなことを優先するのであれば、ドバイのが良いかもしれません。
法人設立は、単純な法人税だけの話だけではなく、株主への配当、役員への給料、決済システム、海外送金の有無など、優先順位によりベストな国は変わってきますので『タックスプランニング』は、お気軽にご相談を頂ければと思います。
最後にドバイ法人の設立は、業界最安値の12520AED(約50万円)で設立可能です!
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