Vol.1677:ドバイやジョージアでも安心できない?暗号通貨両替が抱える本当のリスク

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Meti Lux Partners 
代表取締役CEO

はじめに

拝啓 盛夏の候、皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

このたび、弊社主催にて「資産運用 勉強会」および「会員様向け懇親会」を、東京・大阪にて開催いたします。
新規のお客様を含め、どなたでもご参加いただける内容となっておりますので、ぜひこの機会にご参加賜りますようご案内申し上げます。

■ 募集人数(各会場共通)

  • 勉強会:各回 48名様(新規の方もご参加可能)
  • 懇親会:各回 8名様(※VIP・ゴールド会員様優先)

■ お申込みフォーム
下記フォームよりお申込みをお願いいたします。
:郵送: 2025年7月 オフライン勉強会・懇親会 申込フォーム

  • 懇親会:人数に限りがあるため【7月15日(月)締切】とし、抽選制とさせていただきます(VIP・ゴールド会員様を優先)。
  • 勉強会定員に達し次第、締切とさせていただきます。

勉強会の詳細は※こちら

暗号通貨の両替はマネーロンダリング

これは何度もお伝えさせて頂いていることですが、ドバイやジョージアなど『暗号通貨を法律で認めている国』であったとしても

『暗号通貨と暗号通貨をトレード』することと『暗号通貨を法定通貨に両替』をすることは、全くの別問題です。

暗号通貨投資に熱心な方々は共通して

『法定通貨は信用できない』
『将来、暗号通貨が当たり前の世界になり、法定通貨はなくなる』

と、口にしますが、結局の所はどこまで言っても頭の中にあるのは、今、持っている暗号通貨が

『法定通貨でいくらなのか?』
『どのタイミングで法定通貨に両替をしようか?』


です。

『法定通貨は信用できない』と口にしつつも、何だかんだ言って、法定通貨が一番利便性が良いので、法定通貨で暗号通貨の価値を測り、どのタイミングで法定通貨にするのか?と言うチキンゲームをしています。

と言うことは、暗号通貨投資においてもっとも重要なのは

『どうやって暗号通貨を法定通貨にするのか??』

と言うことが、戦略的に重要になるわけです。それはなぜか?冒頭でも『暗号通貨と暗号通貨をトレード』することと『暗号通貨を法定通貨に両替』をすることは、全くの別問題と書かせて頂きましたが、今の銀行は

暗号通貨関連の入出金はマネーロンダリングの可能性が極めて高い

と判断をしているため、暗号通貨関連で法定通貨が銀行口座に入ると、かなり高確率で銀行口座はロックをします。それは、ドバイやジョージアのように法律で暗号通貨を認めている国でもです。

これが『暗号通貨と暗号通貨をトレード』することと『暗号通貨を法定通貨に両替』をすることは、全くの別問題と言うことの意味になります。

ジョージア(旧グルジア)で中央銀行の認可を受けている取引所

ジョージアで中央銀行のライセンスを取得し、暗号通貨の取引所を運営している会社が下記になります。

Cryptal

HP:https://cryptal.com/en

  • 概要:ジョージアのトビリシに拠点を置く地元の取引所で、GEL(ジョージア・ラリ)建ての取引に対応しています。
  • 特徴
    • ジョージアの大手銀行(Bank of Georgia、TBC Bank)と連携し、即時の入出金が可能。
    • ユーザーフレンドリーなインターフェースと現地サポートを提供。


AllTrust.Me

HP:https://alltrust.me/en/

  • 概要:トビリシとバトゥミにオフィスを構える、国家銀行からライセンスを取得した暗号通貨交換サービス。
  • 特徴
    • オンラインおよびオフラインでの暗号通貨の売買が可能。
    • 600件以上の肯定的なレビューがあり、信頼性が高い。

まとめ

ジョージアでは上記の2つの国内取引所以外にも

Binance
KuCoin
OKX
Bybit
MEXC

などは利用できますが、もし『暗号通貨を両替をしてジョージアの銀行口座に入金をしたい』と考えるのであれば、ジョージア国内の取引所を利用した方がリスクは低下します。

今の銀行は暗号通貨以外にも海外送金もマネーロンダリングリスクが高いと判断をしているため、海外の取引所で法定通貨に両替をして、海外送金で口座に入金されるとなれば

銀行は超高確率でマネーロンダリングのリスクありと判断をし、銀行口座をロックします。

ジョージア国内の取引所を利用していたら、口座がロックしないわけではないですが(やはり怪しい暗号通貨関連はロックします)、まだ『国内送金』で処理がされるため、リスクはかなり下げられます。

とにかく、重要になってくるのは『暗号通貨=マネーロンダリング』と言う認識を銀行が持っていると言うことを頭に入れ

・暗号通貨をどこで買ったのか?
・その資金源はどこからなのか?


を説明できる状態を作っておくことが重要になります。


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