
はじめに
現在、Meti Lux Partners(メティラックスパートナーズ)のエジプトオフィスでは、下記のサービスを提供をしており
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特に『エジプト不動産の分割支払い×短期国債』の組み合わせは、多くの投資家様に大人気の投資スキームとなっております。
フランスの投資家ビザについて
下記のご質問を頂きました。
『フランスにもドバイやエジプトのように、不動産に投資をするだけで貰える投資家ビザはないですか?』
これについて解説をさせて頂きます。
フランスにも『投資家ビザ』はあります!!しかしそれは、不動産に投資をして取得できる物ではなく『事業投資』を行うことで取得が可能です。その要件は下記になります。
【主な条件】
最低投資額:
少なくとも 30万ユーロ以上 のフランス経済への投資。
投資はフランス企業の設立・取得・出資が対象。
雇用創出:
投資によって 少なくとも4人以上の雇用創出が期待されること。
投資期間:
投資は少なくとも 4年間継続される計画であること。
本人による直接関与:
申請者本人がフランス国内の経済活動に「積極的かつ持続的に関与」する必要あり。
【滞在許可の内容】
有効期間:
最長4年間有効(更新可能)
家族帯同可能:
配偶者および18歳未満の子どもも「パスポート・タレント・ファミリー」ビザを取得可能
労働許可:
本人はフランスで労働活動可能(企業経営を含む)
簡単に言えば、フランスの投資家ビザは、30万ユーロ以上の投資をして
『会社を作れ!(もしくは買え!)』
『そして、フランス人を4人以上雇用しろ!!』
と言うことです。
事業は不動産投資でもOK?
フランスの投資家ビザを取得する際に『事業内容』は問われないため、例えば事業内容が
『不動産投資及びリフォーム事業、再販事業』
でもOKです。具体的に言えば
①30万ユーロ以上の出資をして会社を作る(もしくは買う)
②フランス人を4人以上雇用する
③会社の事業として、フランスの不動産を取得→リフォーム→再販
この流れではあればOKです。
まとめ
『少なくとも4人以上の雇用創出』と言うのが、会社として見た時に『ハードルが高い所』だと思います。
フランスの法律で決められた月額最低賃金(総額、週35時間労働の場合)は『1,801.80ユーロ』のため、4人雇用をすると最低でも7207.2ユーロ、年間で86,486.4ユーロの人件費が最低でもかかってきます。日本円で言えば約1500万円です。これが法律で決められた最低の賃金なので、当然、これ以上の人件費がかかることは想定をした方がよく、さらにここにオフィスの費用や光熱費などの様々なランニングコストも発生してきます。
それらを捻出できるだけの『事業の売上』を作っていかないといけないため、ドバイやエジプトと比べるとフランスの投資家ビザはハードルが高いと言えます。
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