
はじめに
現在、Meti Lux Partners(メティラックスパートナーズ)には、2つの部門があり
・アセットマネージメント部門
・タックスプランニング部門
アセットマネージメント部門に、UAE(ドバイ、アブダビ)、エジプト、ジョージア、パリなどの不動産投資、ジョージアの銀行口座開設や、ナイジェリア、セルビア、ジョージア、エジプトの証券口座開設などがあったりします。
タックスプランニング部門には、税金対策で活用をするアフリカタックスヘイブンの財団設立やドバイやジョージアなどの法人登記などがございます。特に財団は世界中の人からの人気が高いスキームになってきます。
ロシアの銀行口座開設へ
アフリカのタックスヘイブン財団は形としては『政府認定の非営利慈善財団』になっていますが、投資は自由にできるようになっているため、様々な投資を『財団名義』で行うことが可能です。
そこで、弊社はこの財団を使い様々な投資をアプローチをしていくわけです。
例えば
財団から、エジプトの不動産投資や、短期国債などに投資をするのもその1つですし、ジョージアで定期預金の組むことも可能です。ただ、財団の銀行口座をジョージアで開設をすることはできないため、方法としては
『財団の下に100%子会社でジョージア法人をセットアップして、ジョージア法人で定期預金をセットアップする』と言う方法です。
この方法であれば、ジョージアでも銀行口座の開設が可能です。
また、中には『財団の銀行口座をアフリカタックスヘイブン以外の国外で開設』と言う所も、かなり稀ですが、あります。
その1つが『ロシアの銀行口座』です。
まだ、お客様にはサービスとしては提供はしておらず、弊社が実験で開設手続き中ですが、事前のヒアリングでは『現地に法人がなくても財団の口座開設は可能』と言う回答は頂いています。
ただ、実際には手続きを進めてみたら『やっぱりダメでした』なんてことは多々ありますので、基本的には、銀行担当者の『できます!!』は、全く信用はしていません。
実際、口座開設を審査するのは『リスク管理部門』であり、銀行の担当者は目先の利益でしか話をしないので、担当者の話とリスク管理部門の話が異なって来ることは日常茶飯事です。
それでも今のロシアは、インフレを抑えるために政策金利が21%となっており、ロシアの銀行で定期預金を組むと『金利が年利で+20%以上』貰えるのは、リスクがあることは間違いないですが、財団でロシアの銀行口座を保有し、遊び程度で定期預金を組む分には面白いと思います。
弊社の財団のロシアの銀行口座が、開設できるか?または開設不可となるのか?は、また改めてブログでもご報告をしたいと考えております。
財団のカントリーリスクは実はほとんどない
財団の設立を検討されている方で、まず最初にご質問として出るのが
『アフリカのタックスヘイブンのカントリーリスクは大丈夫なのか?』
と言うご質問です。小さな国のため、心配されるのはごもっともではありますが、実はこれについては『大きなリスクありません』。それはなぜか?
そもそも財団は頭であり、資産はそこから手足として世界中に散るからです。具体的な事例でお話をさせて頂くと
①財団の銀行口座に1億円が入金されました。そこから世界中に投資をしてくとして
②エジプトの短期国債に2000万円
③エジプトの不動産に2000万円
④ドバイの不動産に4000万円
⑤ジョージアの銀行口座に2000万円
の投資をしたとします。このケースの場合、財団に入金をされた1億円は世界中に散らばってしまっており、財団にはお金は1円も入っていません。
もし万が一、アフリカのタックスヘイブンが戦争に巻き込まれたとします。その時、エジプト、ドバイ、ジョージアに分散をさせている資産に何が実害がでますでしょうか?
一切、何もでないです!!
財団とはただの箱であり頭でもあり、手足の役割を担う場所は世界中に散った資産になってくるため、カントリーリスクと言う点においては、実はほとんどないのです。
まとめ
これらのことを前提に、頭に財団を置くことで、資産運用の方法、タックスプランニングの方法は無限に選択肢を広げられるため、だからこそ世界中の富裕層に人気のスキームになるのです。
ちなみに、財団の設立する費用、財団の年間ランニングコストを日本法人で『経費計上』するスキームもあります。気になる方は、お気軽にご相談を頂ければと思います。
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