香港の消滅を危惧する記事が下記です。
※Radio Free Asiaより
簡単に説明すると、中国政府は「広東・香港・マカオ」を1つのエリアとして「2035年までに世界一のベイエリアを目指し開発する」という国家プロジェクトを進めています。これにより香港は完全に中国に飲み込まれてしまうと危惧する人達がいますが、それは間違っていないと思います。すでに香港の行政トップは香港人の意思で決められなくなり、「香港内に中国政府の政府機関を置かない」という法律も無視されています。
香港と中国は別々の国ではなく、「中国の中にあり、中国の支配下にある都市が香港」というのが弊社の認識です。でなければ、中国政府主導で「2035年ベイエリア計画」など実現できません。弊社はこのブログで度々「香港は危険だ!!」と指摘してきましたが、それは香港を否定しているのではなく「中国政府を全く信用していない」という意味であり、つまり中国批判です。
多くのメディアを通じて、中国政府が手のひら返しをし、めちゃくちゃなことを行ってきた事実を私たちは見てきました。だからこそ中国政府を信用できないという人は多く、それは中国国内の中国人でさえ同じです。「中国政府が信用できる」と思う人は香港も信用できますが、「中国政府が信用できない」と思う人は香港という場所にも危機感を持たなければなりません。