昨日のブログで私たちは、北朝鮮への投資をスタートさせる前に「北朝鮮がどんな所なのか?」をよく考え直す必要があると書きましたが、その一例となるのがこの情報ではないでしょうか。「北朝鮮は実は豊かである!」という事実です。
その根拠はどこにあるのか?それは北朝鮮に眠る「鉱物資源」です。北朝鮮には未開拓の鉱物資源として、鉄、金、マグネサイト、亜鉛、銅、石灰岩、ウランなどがあると言われており、その資産価値は実に6兆ドル、日本円にしておよそ660兆円にものぼると試算されています。これは日本の国家予算を遥かに上回る金額であり、それらがまだ手付かずの状態にあるというのです。
もし北朝鮮が経済を開放し、これらの資源が掘削され、国際市場に供給されるようになったとすれば、北朝鮮にもたらされる経済効果は計り知れません。中東の資源国が経験したような豊かさを想像すれば、それがどれほどのインパクトを持つかは容易に想像がつくのではないでしょうか。