Vol.0100:北朝鮮への投資

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Meti Lux Partners 
代表取締役CEO

弊社は、昨年行われた北朝鮮とアメリカのトップ会談を受けて、北朝鮮という国に対する見方を180度変えました。これまでの「頭のおかしい異常な国」というイメージから、「まともな国」へと変革期に入り、もしこの流れが軌道に乗れば、北朝鮮は大きな成長期に突入すると考えています。これは弊社だけでなく、大物投資家ジム・ロジャーズ氏も同様の見解を示しています。

※ソースはこちら

クライアントの中には「北朝鮮?」と首をかしげる方も多いかもしれませんが、「ジョージア」という国のことを思い出してみてください。私たちがジョージアに注目した当初、多くのクライアントが「なぜジョージアなのか?」と疑問を抱いていたはずです。しかし現在は、弊社による情報発信もあって、ジョージアに対して明るい未来を感じる方が大多数ではないでしょうか。北朝鮮もそれと同じで、私たちは「北朝鮮という国をまだ知らないだけ」なのです。

だからこそ、まずは「今の北朝鮮がどうなっているのか?」という現状を知るところから始めなければなりません。そして、北朝鮮へ投資するには2つの準備が必要です。それは、投資先送金手段です。

北朝鮮はまだ完全に市場が開放されているわけではないため、確実な投資先(あるいは投資ルート)を探すのは非常に困難です。情報もほとんど出回っていません。ただ確実に言えるのは、現在北朝鮮では外国人向けにいくつもの経済特区が設けられており、多くのヨーロッパ人、特にイギリス人投資家がすでに投資を開始しているということです。つまり、私たちが手段を知らないだけで、投資のルート自体は存在しています。弊社では現在、この情報を全力で調査中ですので、もう少々お待ちください。

次の問題は「送金手段」です。例えば、日本やアメリカは北朝鮮に対して経済制裁を行っているため、たとえ投資先が見つかったとしても、直接送金する手段がありません。外交関係がない国からは基本的に送金ができないというのが現状です。

しかし、多くの人が勘違いしているのは、「北朝鮮に対して世界のほとんどが経済制裁をしていて、外交がない」と思っている点です。実際には、北朝鮮と外交関係を持ち、経済取引を行っている国は意外と多く存在します。つまり、そうした国々からは北朝鮮への送金が可能だということです。

そして、その代表的な国のひとつが「セルビア」です。弊社は昨年、「セルビア共和国の銀行口座を郵送で開設できるようにしました」。

参照:セルビア共和国の銀行口座開設

もちろんそれは、ジョージアと同様にセルビアにも大きな可能性を感じていたからですが、実は当初から「北朝鮮への送金手段」としての構想がありました。「日本からセルビアへ送金し、セルビアから北朝鮮へ送る」という仕組みです。

つまり、送金手段に関してはすでに弊社の準備は整っており、残すは『投資先』のみです。現在、全力で適切な投資先を探しておりますので、引き続きご期待ください。

累計不動産取引数567

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