Vol.0065:ジョージア・トルコ・アゼルバイジャンの国家プロジェクト

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Meti Lux Partners 
代表取締役CEO

今後、ジョージア・トルコ・アゼルバイジャンの3カ国において、経済・観光・貿易の分野で重要なキーとなるプロジェクトをご存知でしょうか?それが「BTK鉄道プロジェクト」です。

「BTK鉄道」という言葉を初めて耳にする方も多いかと思いますが、この鉄道は以下の3都市を結ぶ横断鉄道のことです。

B:バクー(アゼルバイジャンの都市)

T:トビリシ(ジョージアの首都)

K:カルス(トルコの都市)

この3都市を結ぶ全長826キロメートルの国際鉄道が、BTK鉄道です。

BTK鉄道は2017年に開業し、現時点では年間乗客数100万人、貨物輸送量650万トンの能力を持っています。中期的には、乗客350万人、貨物3,500万トンの輸送能力を目標にしています。

また、将来的には中国の巨大国家プロジェクト「一帯一路」の中で建設される、中国からヨーロッパまでをつなぐ国際鉄道網とも接続する予定です。これにより、中国やヨーロッパへの物流アクセスがさらに向上すると見られており、ジョージアを含むこの地域の地政学的・経済的な重要性が今後ますます高まっていくことが予想されます。

これからジョージアの経済発展がさらに面白くなってくる、とても注目すべきプロジェクトだと思っています。

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