ジョージアという国は、仮想通貨に関する法律がまったく存在しないうえに、仮想通貨そのものに対する姿勢も非常に前向きであり、今年に入ってからは何度も国際会議が開催されるような場所になっています。
(ジョージアで開かれた国際仮想通貨会議)
しかし、まだまだこれから発展していく段階の国であるため、現在のジョージアには仮想通貨の取引所すら存在していません。取引所を規制する法律もなければ、政府にもそれを規制する意志はありません。
そこで弊社では現在、「ジョージアで法人を設立し、ジョージア国内で仮想通貨の両替ができる環境を整える」ための準備を進めています。なぜそのような取り組みが必要なのかというと、おそらく2019年以降、個人が「海外で不動産を購入する」「投資をする」といった理由での海外送金が、これまでのようには通らなくなると考えているからです。
実際、すでにその傾向は現れており、弊社にもクライアント様から「送金ができなかった」といったご相談が頻繁に寄せられています。
しかし、お金(法定通貨)では送金が難しくなっても、仮想通貨であれば送金は可能です。そして、仮想通貨を送金すること自体は違法ではありません。たとえば、海外の仮想通貨取引所を利用してそこに仮想通貨を送金し、それを売却し、出金手続きによってバンクオブジョージアへ送金することも理論的には可能です。
ただし、この一連の作業は「英語が堪能な方」や「ITに詳しい方」であれば問題なくできるかもしれませんが、そうでない年配の方々にとっては非常にハードルが高いのが実情です。だからこそ、弊社自らが仮想通貨の両替商を運営することに意味があると考えています。
準備が整い次第、バンクオブジョージアへの送金はよりスムーズになると見込んでいます。また、それに並行して、ジョージアの不動産投資における分割支払いを、日本国内からの決済で完結できるようにする準備も進めています。
もう少しお時間をいただければと思いますが、整い次第あらためてご案内いたします。