このブログで多く登場しているジョージアや、アゼルバイジャン、セルビア共和国など、これらの国でビジネスをしている弊社ですが、ビジネスを通じて成長国に共通していることがあります。それは「10代、20代の若者が将来に夢や希望を持ち、豊かになっている」ということです。当たり前のように思えますが、10年後、20年後にその国の中心になるのは60代、70代の高齢者ではなく、間違いなく30代、40代の人たちです。10代、20代の若者が豊かになるからこそ、将来もその層に比例して国が成長していくのです。
かつて戦争に敗れた日本が高度成長期に移ったときも、多くの10代、20代が将来に夢や希望を持ち、豊かになりました。だからこそ今の日本があり、高齢者が資産を持っているのです。つまり、国の成長過程において「10代、20代の若者が将来に夢や希望を持ち豊かになる」ことは非常に重要です。
しかし今の日本はどうでしょうか。10代、20代が将来に夢や希望を持てず、むしろ20代の貧困問題が顕在化しています。10代、20代が夢や希望を持てず貧困に陥る国は、10年後、20年後に間違いなく衰退すると感じています。