はじめに
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本日からラマダンへ ― ビジネスへの影響とは
本日より、エジプトをはじめとするイスラム圏ではラマダン(断食月)に入ります。
期間:2026年2月19日(木)~2026年3月21日(土)
まず、ラマダンをご存じない方のために、概要を整理しておきます。
ラマダンは、イスラム教における第9の月(断食月)にあたり、世界中のムスリムが日の出から日没まで断食を行う神聖な期間です。
単に飲食を断つだけではなく、
- 自制心を養う
- 信仰心を深める
- 飢えに苦しむ人々への共感を持つ
- 寄付などの善行を積む
といった精神的な意味合いを持つ重要な期間で、約30日間続きます。イスラム教の「五行」の一つでもあります。
ラマダンの主な特徴
■ 断食のルール
日の出から日没まで、水を含めた飲食、喫煙、性行為が禁じられます。
■ 食事の習慣
日没後に「イフタール」と呼ばれる最初の食事を取り、夜明け前には「スフール」という食事を取ります。
■ 免除対象
病人、妊婦、高齢者、旅行中の人などは断食が免除されます。
■ 期間の特徴
太陰暦(ヒジュラ暦)に基づくため、毎年約11日ずつ早まります。
■ 終了後の祝祭
断食明けには「イード・アル=フィトル」という祝祭が行われます。
ラマダンは単なる苦行ではなく、精神的な浄化と家族・コミュニティとのつながりを深める大切な期間なのです。
ビジネスの影響は大きい
弊社はエジプトだけでなく、ドバイ、ジョージア、ナイジェリアなどにも拠点を持ち、多国籍・多宗教のスタッフが在籍しています。
そのため、社内ルールとして以下を明確に定めています。
宗教を否定しない。
ただし、会社に宗教を持ち込まない。
どの宗教を信仰するかは自由だが、宗教行事は有給休暇で対応すること。
「エジプトでそのようなルールを設けて問題にならないのか?」と聞かれることがありますが、問題はありません。
なぜなら、採用面接の段階でこの方針を明確に説明し、同意いただいた方のみ入社していただいているからです。
そのため、ラマダン期間中であっても、弊社自体は通常通り稼働しています。
社外との取引は別問題
しかし、社外は状況が異なります。弁護士、銀行、開発会社など、多くの企業がラマダンに合わせて業務ペースを落とします。
例えば、通常18時まで営業している企業でも、ラマダン中は16時〜17時頃に業務を終えるケースが少なくありません。
さらに、
「ラマダン中なので、ラマダン明けに対応します」
という理由で、案件が先送りになることも珍しくありません。
断食中は体力的な負担も大きく、できるだけ早く帰宅したい。そのため、新たなタスクを増やしたくないという心理も働きます。結果として、多くの業務が滞留し、全体の進行が遅れるのです。
イスラム圏以外の方からすると、業務を依頼する側としては非常にストレスのかかる時期かもしれません。
しかし、弊社の先にいる開発会社・銀行・弁護士などのレスポンスが著しく低下するため、どうしてもご回答までに時間を要するケースが発生します。
弊社としては通常稼働を維持しておりますが、外部要因による遅延については、何卒ご理解を賜れれば幸いです。
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