Vol.1763:100万円が2億8,000万円に化けた現実と、今狙うべき“第二のEmaar”

〇この記事を読むのに必要な時間は約7分です。

埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Meti Lux Partners 
代表取締役CEO

はじめに

現在、Meti Lux Partners(メティラックスパートナーズ)のドバイオフィスでは、下記のサービスを提供をしており

・法人の登記
・銀行口座開設サポート
・移住サポート
・教育移住サポート
・不動産の仲介、賃貸管理


ドバイ法人設立は銀行口座の開設費用も込みで12520AED(約49万円※2025年5月7日現在)と、業界最安値となっております!!(弊社のサポート費用は0円です。)

※ドバイ法人設立申し込みはこちら

また、開設が難しいと言われている法人の銀行口座開設も、弊社の開設実績は100%の口座開設実績です!!

ドバイ不動産で最強はEmaarの株式投資では?

昨日・一昨日の記事では、ドバイ最大手デベロッパー Emaar(エマール) の株価が、不動産市場の「本当の温度感」を映し出していることをお伝えしました。

まだご覧になっていない方は、まずそちらからお読みいただくと理解が深まります。

Vol.1761:ドバイ最大手エマールの株価が示す「不動産市場の本当の温度感」

Vol.1762:株価の下落はEmaar(エマール)だけではない!

2002年に外国人がドバイで不動産を購入できるようになり、不動産セクターは一気に成長のエンジンへと変貌しました。

しかし、実はこの23年間で最も大きな恩恵を受けたのは、不動産を購入した投資家ではありません。

結論を先に言うと
一番儲かったのは、不動産そのものではなく “Emaar の株式” に投資していた人だった

という事実です。まずは、2002年からのEmaarの株式チャートをご覧下さい。




2002年当時、Emaarの株価は 1株=約1AED
仮に 25,000AED(約100万円) を投資していたとすると、25,000株 を保有していたことになります。

現在の株価は 1株=13.65AED。単純計算では 23年で約13倍

ですが、ここからが本題です。

Emaar はこの20年で複数回の株式分割を実施してきました。
それにより、当初25,000株だった保有株数は、現在ではなんと 521,950株 に増加しています。

これを現在価値に置き換えると、

521,950株 × 13.65AED = 7,124,617AED

つまり…

▶ 100万円(25,000AED)が

28,498万円(7,124,617AEDに成長

資産は “284倍” に膨れ上がった計算になります。

為替を同水準と仮定した単純比較ですが、それでも数字のインパクトは圧倒的です。

不動産で284倍になった投資家は存在したか?
答えは NO です。

2002年からドバイで不動産投資を行ってきた人でも、物件価値が284倍になったケースは存在しません。つまりタラレバではあるものの、ドバイの不動産投資で最も効率よく利益を得られたのは「不動産そのもの」ではなく「不動産を作っている最上流」へ投資することだった のです。


ちなみに“今から”Emaar株に投資した場合は?

現在でもEmaarは 配当利回り7〜8% が期待できる状況です。家賃収入と比較すると、果たしてどちらが効率的でしょうか?もちろん株式には株式のリスクがありますが、

「不動産を買うのか? それとも不動産を生み出す企業に投資するのか?」

という視点を持つことは、投資戦略を大きく変える可能性があります。


第二のEmaar株式を狙え

過去を悔やんでも資産は増えない。重要なのは「次のEmaar」を探すこと

“あの時に投資していれば…”
そんな後悔をいくら並べても、資産は1円も増えません。
大切なのは、次にEmaarのような成長を遂げる可能性を持つ企業がどこか を探すことです。

おさらいですが、ドバイでは 2002年に外国人の不動産購入が解禁 されました。政府系デベロッパーであるEmaarは、この制度転換を追い風に一気に成長し、結果的に株価は長期的に莫大なリターンを生みました。そして今、同じ構図が再び起きつつある場所 があります。

それが アブダビ です。

アブダビでは 2019年に外国人の不動産投資が解禁 されました。しかもアブダビには、ドバイにはない 圧倒的な資金力(オイルマネー) が存在します。制度が整い、資金があり、都市開発の余地も大きい。これは、ちょうど20年前にドバイが経験した成長ストーリーと極めて似ています。

では、アブダビ版Emaarとも言える“最上流”はどこか?

答えは、

政府系最大の不動産開発会社「Al Dar Properties(アルダー・プロパティーズ)」 です。

• アブダビを中心とした都市開発の中核企業
• 政府系で信用度が高い
• 土地取得から開発までを一気通貫で担う“上流企業”
• ドバイの2000年代初期におけるEmaarとほぼ同じ立ち位置

まさに「次の長期大化け株」候補として、まず最初にチェックすべき企業だと言えます。




単純に現在の株価だけを見ると、Emaar と Al Dar のどちらが割安・割高かは判断できません。企業規模を正しく比較するには、時価総額 を見る必要があります。

2025年12月時点の時価総額は次のとおりです。

Emaar:119.76 Billion AED
Al Dar:65.26 Billion AED

現状、Emaar は Al Dar の 約2倍 の規模があります。

時価総額が小さいということは、“企業がこれから成長する余地が大きい” ことを意味します。
Emaar が長い年月をかけて現在の規模へと成長してきたように、Al Dar にも同じだけのアップサイドが存在しても不思議ではありません。

• ドバイと同じ制度変更(外国人購入の解禁)
• 圧倒的な資金力を持つアブダビ政府のバックアップ
• 都市開発の余地はまだ十分
• Emaarと同じ「最上流」ポジション

つまり、Al Dar が “第二のEmaar” になるシナリオは現実的に十分あり得る ということです。

私たちは、今のドバイで中途半端なオフプラン物件を購入するくらいなら、Al Dar の株式へ投資する方が、リスク調整後のリターンは合理的 だと考えています。

過去を振り返れば
「不動産を買うより、不動産を生み出す“最上流企業”に投資した投資家の方が長期的には圧倒的に報われてきた」という事実があります。

そして今、その最上流のポジションにアブダビで最も近いのが Al Dar Properties なのです。



引き続き、海外の最新情報を追っていきます!また、最新の情報を見逃さないためにもブログの通知情報が届く『MLP公式Line』にお友達登録をお願いします!!

コメント

累計不動産取引数567

海外不動産投資、移住・進出サポート
どんなお悩みでもご相談ください

累計不動産取引数567

海外不動産投資、移住・進出サポート
どんなお悩みでもご相談ください

SNS