Vol.1749:100年前の丸の内、今のエジプト──“未来の超一等地”を見抜く視点

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Meti Lux Partners 
代表取締役CEO

はじめに

現在、Meti Lux Partners(メティラックスパートナーズ)のエジプトオフィスでは、下記のサービスを提供をしており

・法人の登記
・銀行口座開設サポート
・エジプトの株式、国債の投資サポート
・移住サポート
・不動産の仲介、賃貸管理


特に『エジプト不動産の分割支払い×短期国債』の組み合わせは、多くの投資家様に大人気の投資スキームとなっております。

なぜ丸の内の不動産は買えないのか?

日本の東京都で「超一等地」と聞いて、皆さんはどの場所を思い浮かべるでしょうか。

銀座でしょうか? 番町でしょうか? それとも麻布でしょうか?

もちろん、「超一等地」は一つに限られるものではありません。

しかし、少なくとも東京駅を中心とした「有楽町・丸の内・大手町」(下記の地図で赤枠に囲まれたエリア)は、「超一等地」と表現しても異論は少ないでしょう。

不動産投資を行う上で、立地は非常に重要な要素の一つです。

できることなら、「有楽町・丸の内・大手町」といった“超一等地”で不動産投資をしたいと考える方も多いでしょう。

しかし、現実には、たとえ世界有数の富豪であっても、このエリアで不動産を取得することは容易ではありません。

その理由は、このエリアでは「売り物件」がほとんど市場に出てこないからです。

ご存じの方も多いかと思いますが、この地域は古くから大手企業が土地を保有しており、滅多に手放すことがありません。

企業にとって、これらの不動産は「持っているだけで資産価値が上がり続ける」うえ、「賃貸需要も常に高く、資産担保としても活用できる」極めて優良な資産です。

このような条件を満たす物件を手放す理由は、まず存在しないと言えるでしょう。

もっとも、今の丸の内が最初から現在のような洗練されたビジネス街だったわけではありません。

丸の内を代表する建物の一つに、三菱地所が所有する「丸の内ビル(丸ビル)」があります。

では、三菱地所がこの丸の内一帯を「いつ」「いくらで」取得したか、ご存じでしょうか。

三菱地所が丸の内の土地を取得したのは、1890年(明治23年)のこと。

当時の取得価格は「128万円」でした。

もちろん、当時と現在では物価がまったく異なります。

当時の平均月収は10円から20円程度と言われており、当時の水準で見れば高額でした。

それでも、現代の感覚からすれば「驚くほど安い」と感じられる金額です。

さらに当時の丸の内は、現在のようなオフィス街とはまったく異なる環境でした。

明治維新後、この一帯は政府が接収し、陸軍省の管轄地として使用されていました。

「練兵場・兵舎・倉庫・火薬庫」などが点在する、いわば軍用地のエリアであり、一般市民が自由に立ち入ることはできませんでした。

活気もなく、地味で閑散とした地域だったのです。

だからこそ、三菱地所はこの場所を取得することができました。

多くの人々が「未来のオフィス街」をイメージできなかったからです。

そして、現在のエジプトは、この当時の丸の内と非常によく似た状況にあります。

中央銀行周辺の超一等地

現在、エジプトで建設が進められている「新首都」は、まさに国家プロジェクトとして開発の真っ最中にあります。

しかし、多くの人々はまだその完成後のイメージを明確に描けていないのが現状です。

とはいえ、その中でもすでに決定し、具体的に動き始めている計画は数多くあります。

  • 行政機関(各省庁)の移転(すでに一部移転が開始)
  • 国会議事堂の移転(すでに完成済み)
  • 中央銀行の移転
  • 各銀行の本社ビル移転
  • 上場企業の本社ビル移転
  • 外交特区エリアの設置(国際機関・各国大使館の移転)

これらはいずれも正式に決定しており、すでに移転や建設が進行しているプロジェクトです。

この状況だけを見ても、東京でいえば「大手町から霞が関」にかけてのエリアと非常によく似ています。

それにもかかわらず、多くの人々がまだ「未来の首都エリア」としてのイメージを十分に持てていないのが現実です。

つまり、いまのエジプトでは、将来「超一等地」になる可能性を秘めた地域の不動産を、まだ購入できる段階にあるのです。

これは、すでに価格が高騰し、取得がほぼ不可能な現在の東京の一等地とは、まったく異なる状況と言えるでしょう。

将来的に「超一等地」となる可能性を持つ不動産として、非常に注目すべきタイミングです。

先日の勉強会でもこの情報を共有させていただきましたが、まずは以下の地図をご覧ください。





こちらの地図は、エジプト新首都の中央エリアを示したものです。

青い枠で囲まれた部分が「金融エリア」にあたります。

その中心に位置する赤い丸の場所が「中央銀行(Central Bank of Egypt)」の建設地です。

この中央銀行を中心に、周囲には各銀行の本社ビルが立ち並ぶ、まさに「金融街」としての中核をなす地域になります。

そして今回、弊社が新たに公開した不動産プロジェクト(調査完了後に正式リリースされたもの)は、地図上で黄色の枠で囲まれた場所に建設予定の「オフィスビル(区分所有で購入可能)」です。

この物件の立地は特筆すべきもので、中央銀行の正面、道路を挟んで向かい側という極めて好条件の場所に位置します。

さらに、中央銀行の両隣には、

エジプト最大の銀行「National Bank of Egypt(ナショナル・バンク・オブ・エジプト)」と、

同国第2位の銀行「Banque Misr(バンク・ミスル)」の本社ビルが並びます。

つまり、このオフィスプロジェクトは

「エジプト金融セクターの中心地」の真ん中に誕生する、極めて希少価値の高い立地に計画されているということです。

Okan 1とOkan 2

まずは、以下の動画をご覧ください。


今回、弊社が新たにリリースした不動産プロジェクト「Okan 1」と「Okan 2」の建設現場の映像です。

この場所に、下記のオフィスビルが建設される予定となっています。



まとめ

今回、弊社が新たにリリースした不動産プロジェクト「Okan 1」「Okan 2」の建設現場の映像です。

この場所に、下記のオフィスビルが建設される予定となっています。

「Okan 1」「Okan 2」は、立地面で非常に優れたプロジェクトです。

周辺はオフィス需要が極めて高いエリアであり、将来的な資産価値の上昇も十分に見込まれます。

現在はまだ開発途中の段階であるため、購入が可能な状態にありますが、街の完成が進むにつれて売り物件はほとんど市場に出なくなるでしょう。

その理由は明確です。

周辺は中央銀行をはじめ、多くの銀行が自社ビルを構えるエリアであり、そもそも賃貸や売却の物件がほとんど存在しないからです。

つまり、「Okan 1」「Okan 2」は、そうした超希少な立地に建設される極めて価値の高いプロジェクトなのです。

また、価格面でも魅力があります。

一括購入の場合は割引が適用され、最もリーズナブルな区画では約700万円前後から投資が可能です。

初めて海外不動産投資を検討される方にも、比較的手が届きやすい案件といえるでしょう。

ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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累計不動産取引数567

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