はじめに
現在、Meti Lux Partners(メティラックスパートナーズ)のジョージアオフィスでは、下記のサービスを提供をしており
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TRC(Tax Residency Certificate)=居住者証明書とは?
下記のご質問を頂きました。
『ジョージアでTRC(Tax Residency Certificate)を取得できるのか?』
と。
TRC(Tax Residency Certificate)は日本語では『居住者証明書』とも呼ばれ、ある個人や法人が特定の国の『税務上の居住者(Tax Resident)であることを証明する公式書類』になります。各国の税務当局が発行し、主に国際課税や租税条約の適用を受ける際に必要となります。
先に答えをお伝えすると
『ジョージアではTRCの書類は発行できず、代わりの書類で代替する形』です。代替書類は具体的には『個人IDカード』になります。
このIDには個人識別番号が付与され、ジョージア国内外のすべての税務関連手続きに使用されます。
つまり、ジョージアでは『個人IDカード=TRC』となります。
個人IDカードの発行方法は?
ジョージアの個人IDカードは、ジョージアでのビザに紐付く形です。(簡単に言えば『個人IDカードは日本で言う所のマイナンバーカード』と理解して頂ければ大丈夫です)
取得方法として簡単なのは下記です。
①ジョージア法人を設立
②ジョージア法人に紐付く形で就労ビザを発行
就労ビザ要件:
1. 月収が、ジョージアの最低生活レベルの少なくとも5倍であること(260.3X5=1302.5GEL)
2. 就労在留許可申請者1人につき、年間売上高が少なくとも50,000GELであること
③ビザの発行後、ジョージアの個人識別番号(個人IDカード)が付与され、
その番号でジョージア国内外で発生した所得に対して税務処理を行っていきます。
まとめ
国によって制度が違いますので、必ずしもどの国でも『TRC』と言う表現を使われているのか?と言うと、その答えはNOです。
しかし、各国の税務署が欲しいのは
『税務上の居住者(Tax Resident)」であることを証明する公式書類』
なわけなので、それが必ずしも『TRC』と言う形である必要はありません。
第三者機関である政府が発行する公式の書類で証明ができれば、基本的には各国の税務署は認定をしてもらえます。(よほど意地悪な税務署でない限り)
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