Vol.1729:Zand Bankが急成長!Ripple・Mastercard・Chainlinkと次々提携するドバイ発次世代銀行の今

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Meti Lux Partners 
代表取締役CEO

はじめに

現在、Meti Lux Partners(メティラックスパートナーズ)のドバイオフィスでは、下記のサービスを提供をしており

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注目のZand Bankの動き

昨日の記事で、私達がドバイの『Zand Bank』について注目をしていることを書かせて頂きましたが

参照:Zand Bankとは?ドバイ発・暗号資産に強い次世代銀行がついに法人口座開設を開始!

直近のここ数ヶ月の『Zand Bank』の動きについてまとめてみました。

【2025年5月:Ripple 社とZand Bank の提携】

  1. Zand Bank と Mamo が新たな顧客に
    Zand Bankおよび決済/フィンテック企業 Mamo が、Ripple のブロックチェーン対応のクロスボーダー決済ソリューションを採用することになった。これにより、Ripple はこれらを通じてUAE 内外の資金移動を 24時間・365日対応で、短時間で処理可能にする狙いがある。 
  2. 導入の目的・メリット
    Ripple のライセンス取得によって、顧客(Zand Bank、Mamo)向けに決済のエンドツーエンドな管理が可能になること。中東・アフリカ地域での、支払い・決済時間を短縮することに。
  3. 各社のコメント・今後の展開
    Zand Bank は、銀行ライセンスを持つ金融機関として、AI やブロックチェーンを活用した革新的商品を提供しており、Ripple との提携で、AED(UAEディルハム)建てのステーブルコイン発行も視野に入れている旨を発表している。

引用:ripple.comより


【2025年8月: Mastercard(マスターカード) と戦略的提携】

Zand BankがMastercard(マスターカード)と戦略的提携を結び、国境を跨ぐ(クロスボーダー)決済サービスを強化する。これにより、Zand 顧客に対して、よりシームレスかつ安全・効率的な資金移動サービスが提供されるようになります。この提携は、UAE および中東地域でのクロスボーダー決済インフラを強化する動きの一環とみられ、フィンテック分野の競争・協業がさらに進展しそうです。特に、未銀行化・低銀行化層を含む利用者を想定した「現金受取」オプションの提供が、金融包摂(インクルーシブ・ファイナンス)を前進させる可能性がある。また、AI や先端技術(例:ブロックチェーンと記載されている)との融合も視野に入れており、将来的な決済エコシステムの高度化を狙っている。

引用:techafricanews.comより

【2025年10月: Chainlink Labs と Zand Bank、UAEでのデジタル資産統合を強化するため提携

Chainlink Labs(オラクル技術プロバイダー)と、アラブ首長国連邦(UAE)の AI 主導型フィンテック兼銀行である Zand Bank が、戦略的パートナーシップを締結。この提携の狙いは、ブロックチェーン技術を伝統的な金融システムに統合し、トークン化資産や分散型アプリケーション(DApps)を規制環境下で展開する実証・実装を進めること。この提携により、UAE における制度適合性を担保しつつ、デジタル資産/トークン金融の導入を促す実証的な基盤が整備される可能性が高まります。

引用:capalearning.comより

まとめ

直近のZand Bankの提携の動きをまとめてみましたが、Zand Bankの動きは明らかに従来の銀行の動きとは違う動きをしているのがよく分かると思います。

銀行ライセンス、暗号通貨ライセンスの両方を所有していることを武器に暗号通貨を活用した

・送金の高速化
・中東、アフリカ地域で銀行口座を持たない人達への支払い、決済時間の短縮
・様々な資産のトークン化


などを実現するための、提携と言った所です。

まだ新興の銀行ではある点や、従来の銀行とは異なるサービスを提供しようとしている点を考えると、銀行としてのリスクは大きいです。

つまり10年後は破綻している可能性もあるよね?

と言うことにはなりますが、ただ、彼らがやろうとしていることは『ワクワクする』こともまた事実です。どんな銀行になるか?とても楽しみな銀行ではあります。

ドバイ法人をお持ちの方であれば、どなたでも『Zand Bank』への口座開設申請が可能ですので、ご興味のある方はお気軽に、弊社にお問い合わせを頂ければと思います。

サポートをさせて頂きます!


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