Vol.1727:ジョージアの暗号通貨ライセンス

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Meti Lux Partners 
代表取締役CEO

はじめに

現在、Meti Lux Partners(メティラックスパートナーズ)のジョージアオフィスでは、下記のサービスを提供をしており

・法人の登記
・銀行口座開設サポート
・移住サポート
・不動産の仲介、賃貸管理

・会計業務(ジョージアで唯一日本語でサポートを行い、ライセンスを保有する会社です)

ジョージアの法人設立は銀行口座の開設費用も込みで0円!で行っております。(但し、最低1年間弊社との会計サポート契約が必須となります。月々250USD〜)

※ジョージア法人設立の申し込みはこちら

また、開設が難しいと言われている法人の銀行口座開設も、弊社の開設実績は100%の口座開設実績です!!

デジタル資産ライセンス

現在、ジョージアでは暗号通貨に関する法整備がされており、以下の暗号通貨に関するサービスは全て『デジタル資産ライセンス』の取得が必要になってきます。

・交換/売買(Exchange)
・移転(Transfer)
・保管/管理(Safekeeping / Custody)
・ポートフォリオ管理(Portfolio Management)
・取引プラットフォーム運営(Trading Platform Administration)
・貸出(Lending)
・ICO/仮想資産発行支援(Initial Coin Offering / ITO)

そして、このライセンスを取得する費用は(政府への支払い)は

5000GEL(約30万円)

と、他の国に比べかなり安くなっています。が、しかし・・・・取得までプロセスはけして簡単ではありません。

デジタル資産ライセンスを取得するの必要な物

ライセンスの取得には、まずはジョージアで法人登記をし、最低限の準備としてオフィスは必要です。(バーチャルオフィスは不可)

その後、申請を行なっていくのですが、ここから先がとんでもなく大変です。

・ 事業計画書および業務説明書 
・会社定款
・設立関連書類 
・取締役・株主・実質所有者(UBO: Ultimate Beneficial Owner)情報、履歴書、本人確認資料
・AML / KYC ポリシー、内部監査ルール、リスク評価手続き 
・ 顧客確認手順、取引モニタリング体制 
• 使用予定システム/技術構成説明  • 財務・資金計画、事業体力を示す資料 
・必要ならば銀行との関係、資金洗浄・出所確認制度 
・その他、法令・規制対応に関する責任体制説明


などなど、めちゃくちゃめんどくさい書類を準備し、さらにライセンス取得後のビジネスでも

・KYC(顧客確認)義務、顧客識別
・取引モニタリング、不審取引報告 
・取引履歴記録保存義務 
・内部監査体制、コンプライアンス体制の維持  • 当局(NBG・FMS 等)への報告義務 
・定期的な監査・検査の受入れ  • 規制変更対応、法令順守 
・セキュリティ管理・情報保護、障害対応体制 
・オフィス、システムインフラの適切維持 
・必要に応じて資本状況、財務状況の開示 


などのことを行なっていかないといけなく、簡単に言えば

それなりの人と資本を準備しないと難しいですよ

と言うことです。

まとめ

暗号通貨ライセンスは、けしてハードルは低くないです。ただ、一方で上記を準備できる方であれば、ビジネス環境は良く、ジョージアでライセンスの取得をチャレンジしてみるのはありです。

ご興味のある方はお気軽に弊社にご相談を頂ければと思います。


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