はじめに
現在、Meti Lux Partners(メティラックスパートナーズ)のドバイオフィスでは、下記のサービスを提供をしており
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ドバイ法人設立は銀行口座の開設費用も込みで12520AED(約49万円※2025年5月7日現在)と、業界最安値となっております!!(弊社のサポート費用は0円です。)
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充実した共用施設は魅力だが・・・
日本のマンションの中で『充実した共有施設』を売りにしているマンションは数多くあると思います。
プール、温泉、BBQ施設、シアタールーム、カラオケルームなどなど・・・・
これらは、住人の短期目線で考えれば『とても魅力的な施設』に見えるはずです。しかし、長期目線で考えると『どうかなぁ???』となります。
それはなぜか?
『メンテナンス費用問題(修繕、管理費用)』です。
結局の所『充実した共有施設』を維持するには『お金がかかる』わけですし、それが5年、10年と時間が経過をすれば『老朽化』もしてくるため、維持をするにはさらに『お金』が必要になるわけです。
事実、国土交通省の調査では、マンション管理組合のうち 36.6% が、長期修繕計画で見積もった必要金額に対し現状の積立金残高が不足していると回答していますし、「ほぼ半数のマンションが積立金不足」「計画通り大規模修繕が行えないマンションが増えている」という記事もあります。
引用:jbpressより
充実した共用施設を持つマンションほど長期修繕にはお金がかかり、お金がかかるマンションほど、お金が不足している現状があります。
しかし、この問題は日本だけの問題ではなく、世界共通です。
充実した共用施設を維持するにはお金がかかる!!
そして、それは時間に比例して、どんどん上がっていく!!
と言うことを認識をしておかないといけません。しかし、多くの投資家はこの部分のリスクを甘く考えすぎているような気がします。特にドバイの市場では。
例えば、下記のプロジェクト
砂漠のど真ん中に、水を引っ張ってきて(しかも海水ではなく、泳げるように真水)その周辺に住宅を開発しているプロジェクトです。
めちゃくちゃ良いですよね!私も、こんな家に住んでみたいです!!
しかし、冷静になって考えて頂きたいのが、これだけの施設を維持するためには『年間でいくらお金がかかるのか?』と言うことです。最初のうちは安く設定されていても、老朽化はするので、その費用は時間に比例して、どんどん上がっていきます。
その費用を負担することが自分にはできるのか?
そのことを投資家はしっかりと考えないといけません。
ドバイの電気代のリアル
ドバイの電気代は公式のアナウンスは下記になっています。
しかし、この表では具体的にどれくらい電気代がかかるか?分からないので、弊社の社宅を参考にしてもらえばと思いますが
弊社がドバイで借りている社宅は
1ベットルーム、約60㎡のマンションです。
夏と冬では電気代も変わりますが(エアコンの使い方が違うので)、外は45度超え、エアコンフル稼働の夏になると、1ヶ月の電気代は『500AEDから800AED (2万円から3万円くらい)』くらいかかります。
正直、かなり高いなと言う印象です。
なぜなら、エジプトの私の家(360㎡の戸建て)の 1ヶ月の電気代は 3000EGPから5000EGPくらいですので (9000円から15000円くらい)。夏でも。
このようなコストを、ドバイで不動産投資をする投資家はちゃんと計算できているのか???と言えば、多くの投資家は計算ができていないと思います。なぜなら、多くの不動産エージェントがその説明をしないので。
まとめ
これは全世界共通ですが
①不動産の維持コストは年々増加をしていきます!しかし、これは仕方ありません。なぜなら老朽化するので。
②どの開発会社も最初の維持コストは安く設定している!開発会社は不動産を売るのがビジネスなので、やはり不動産が売れやすいように、最初の維持コストは安く設定しがちです。
このことを不動産投資家はしっかりと頭に叩き込んでおく必要があります。
不動産の利回り計算にも影響はしてくる部分ではあるので、とても重要な数字にはなります。特に『共有施設が充実しているマンション』は、メンテナンス費用が、とんでもなく増加する可能性があるので注意が必要です。
引き続き、海外の最新情報を追っていきます!また、最新の情報を見逃さないためにもブログの通知情報が届く『MLP公式Line』にお友達登録をお願いします!!
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