はじめに
現在、Meti Lux Partners(メティラックスパートナーズ)のエジプトオフィスでは、下記のサービスを提供をしており
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特に『エジプト不動産の分割支払い×短期国債』の組み合わせは、多くの投資家様に大人気の投資スキームとなっております。
日本有数の出版コングロマリット
コングロマリットと言う言葉をご存知でしょうか?
コングロマリットとは??
異なる業界や業種の複数の企業が、一つの企業グループを形成している状態を指します。複数の企業が統合することで、リスク分散や収益の安定化、シナジー効果の創出などを目指す経営手法です。
最近、話題にもなったフジテレビを中核とするフジサンケイグループも『メディア・コングロマリット』と見なされます。そして、出版業界にも『日本有数の出版コングロマリット』がいるのをご存知でしょうか?
その名が『一ツ橋グループ』です。
一ツ橋グループ??初めて聞いた!と言う方も多いと思いますが、その傘下にぶら下がる企業名を知れば多くの人は『あぁ〜それ全部、一ツ橋グループだったのかぁ』となるはずです。
相賀武夫(創業者)とは?
1870年(明治3年)に生まれた『相賀 武夫(おうが たけお)』は、元々は学校の先生(教師)でした。その後『教員向けの教育参考書』で起業。それが『小学館』と言う会社です。1922年のことでした。
小学館と言えば
・どらえもん
・名探偵コナン
・週間少年サンデー
などのコミックのイメージが強いですが、もともとのビジネスは『教員向けの教育参考書』だったのです。
小学館は『児童のための読物』や『学年別教育雑誌』の創刊に力を注ぎ、日本初の『学年別学習雑誌(小学五年生、小学六年生などの教育雑誌)』のシステムを構築し、戦前教育出版の草分け的存在となっていきます。
その後『相賀 武夫(おうが たけお)』の子である、『相賀徹夫』が、小学館の娯楽部門が独立させる形で1926年に集英社を創業します。現在もそうですが、週間少年ジャンプなどで有名な集英社は小学館の子会社でもあります。
これが『一ツ橋グループ』の前身となります。
一ツ橋グループは法人ではない?
現在、一ツ橋グループの傘下には
✅小学館
✅集英社
✅白泉社
✅祥伝社
✅音楽之友社
✅日販アイ・ピー・エス
など、名だたる出版会社があり、まさに出版コングロマリットと呼ぶに相応しい企業集団ですが『一ツ橋グループ』は、法人格を持っておらず、これら企業グループの総称として『一ツ橋グループ』と呼ばれています。フジサンケイグループと同じ構図です。
ただ、フジサンケイグループと異なる点は『一ツ橋グループ』を始め(そもそも法人ではないですが)小学館や集英社など、このグループの法人は上場をしていない!と言う点です。
そのため、正確な株主構成が分かりませんが、今だに、創業系である『相賀家』が絶対的な影響力を持っていると言われています。
まとめ
一ツ橋グループ、フジサンケイグループ、読売新聞グループ、ジャニーズなど、こうして歴史を振り返ってみると、戦前、戦後すぐに、まだ誰も大きなシェアを持っていなかった時代に起業をし、シェアを取った会社が、日本の歴史で大きな影響力を持ってきたことがよく分かります。
その歴史を振り返れば、これからのエジプトも、どの企業が同じような構図になってくるのか?を想像できるわけです。何度もお伝えしていますが、今のエジプトは70年代の日本と非常に似ています。今後、一ツ橋グループのような会社は間違いなく誕生してくるため、その目となる企業に先行して投資をしてくのも面白いです!
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