はじめに
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本日は、エジプトの不動産投資で大注目の『新首都最新情報』をお伝えしていきます。
エジプト新首都の外交地区とは??
エジプトの新首都の中心部には『外交地区』と言われるエリアが、新たに設けれるようになりました。場所は新首都中心部の住宅エリアR7、R8の間の『大使館エリア』が『外交地区』になってきます。
現在の大使館は、エジプト旧市街カイロの『ザマレク』『マーディー』と言う場所に集中しており、かなりカオスな場所に多くの大使館があります。
建物の多くは築年数70年オーバーの物ばかり。道は狭く、駐車場もないため、路駐があちらこちらでされており、それが原因で街は常に大渋滞。衛生面も最悪で、あちらこちらで野良犬やハエ🪰だらけ。
インフラも整っておらず、インターネット速度は15Mbps程度。(ちなみに、私が住んでいる新市街は120Mbps程度)
そんな場所に、昔から大使館があるわけですが、どっからどう見ても大使館ある場所には相応しくないわけです。
だからこそエジプト政府は新首都に『外交地区』と言う場所を設け、そこに『大使館エリア』を作ったのです。このエリアには、一般の住居や商業モールのような物はできません。
私が知る限り、都市の中心部にこのようなエリアを作ったのは、世界初めてではないかと思います
各国の大使館の動き
以下の国々は、新首都の外交地区において土地取得契約を締結し、移転を正式に決定しています。
- アルジェリア:2025年3月、23,316平方メートルの土地取得契約を締結。
- コートジボワール:2025年3月、5,000平方メートルの土地取得契約を締結。
他にも下記の国々は、まだ土地取得契約は完了していませんが、土地を確保し移転を計画している国々になってきます。
・アメリカ合衆国
・サウジアラビア
・ナイジェリア
・バーレーン
・アラブ首長国連邦(UAE)
『外交地区』の土地取得の流れは
①土地取得に関する申請。
②承認されれば、土地が確保され予約。
③土地取得契約の締結。代金の支払い。
④大使館の建設(建築申請)
となっています。普通の土地ではないため、土地を取得するためには、かなり面倒なプロセスが多いです。
現時点では①の申請を行っている国々はすでに60ヶ国以上があり
引用:egyptindependentより
②までを完了した国が、アメリカやサウジアラビアなどの5ヶ国。
③までを完了した国が、アルジェリアやコートジボワールの2ヶ国。
になってきます。
ちなみに『外国機密』になっているのでお伝えができませんが、1度『外交地区』の区割りMAPを見せて頂いた際に確認した際には『ここに大使館を作るの??』と言う、大使館を作るとは思えないレベルの巨大な土地を取得申請している国もありました。
まとめ
この『外交地区』には、各国の大使館だけではなく、国際機関の本部なども設置される予定になっています。また、新首都全体で見ても、政府官邸、国会議事堂、中央銀行、各省庁、銀行の本社ビル、大企業の本社ビルなど、続々と移転が決まり、現在進行形で不動産の建設が進んでいます。
旧市街のカイロやギザからは、想像できないくらいすごい街が誕生しようとしているのが、このエジプトの新首都になってきます。
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