Vol.1634:【2025年版】バーレーンのゴールデン居住ビザとは?取得条件・費用・注意点を徹底解説

〇この記事を読むのに必要な時間は約7分です。

埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Meti Lux Partners 
代表取締役CEO

ゴールデン居住ビザ(Golden Residency Visa)

昨日のブログで、バーレーンのことを書かせて頂きましたが

参照:【2025年版】ドバイに代わる選択肢?注目のタックスヘイブン『バーレーン』とは??

本日も引き続き『バーレーン』ネタになります。

今のバーレーンの政策は、完全にドバイを追いかけており、ドバイで上手くいった政策は『どんどん自分達も吸収していこう!!』と言うTTP(徹底的にパクる)戦略です。

そのためドバイ同様、バーレーンにも不動産に投資をすることで取得できるゴールデン居住ビザ(Golden Residency Visa)制度があります。

このゴールデン居住ビザ(Golden Residency Visa)について解説をしていきます!

ゴールデン居住ビザの種類

『ゴールデン居住ビザ(Golden Residency Visa)』と言っても、いくつかの種類があります。大きく分類すると下記の4つになります。

1. 投資家(不動産所有者)

バーレーン国内で、20万バーレーン・ディナール(BHD)以上(約7600万円)の不動産に投資をしていること。

2. 高度専門職(従業員)

バーレーンでの勤務実績が少なくとも5年以上あること。
過去5年間の給与月額が最低2,000バーレーン・ディナール(約76万円)であること。  

3. 退職者

バーレーンで少なくとも15年勤務し、過去5年間の年金の平均月額が2,000バーレーン・ディナール以上であること。または、非居住者で年金の平均月額が4,000バーレーン・ディナール(約152万円)以上であること。   

4. 才能ある個人(起業家・専門家など)

起業家、高度な技術を持つ専門家、またはバーレーンの経済や社会に大きく貢献する個人。才能やスキルを証明する証明書や関連書類の提出が必要。

以上の4つになってきます。

この中で、今回は不動産投資による『ゴールデン居住ビザ(Golden Residency Visa)』をさらに掘り下げていきます。


不動産投資家向けゴールデンビザの要件

不動産に投資をして『ゴールデン居住ビザ(Golden Residency Visa)』を取得する場合の細い要件は下記の通りになってきます。

✅ 主な取得条件

  • 不動産の所有:バーレーン国内で、購入時に20万バーレーン・ディナール(BHD)以上の不動産を所有していることが必要です。
  • 不動産の種類:住宅用、商業用、または複数の物件を組み合わせた形でも構いません。
  • 所有名義:不動産は申請者本人の名義である必要があります。
  • 居住要件:ビザの有効期間中、年間90日以上バーレーンに滞在することが求められます。


📄 必要書類

申請時には以下の書類を提出する必要があります。

  • 有効なパスポート(申請時点で6か月以上の有効期限があるもの)
  • 不動産の所有権証明書(購入時の評価額が20万BHD以上であることを示すもの)
  • 過去6か月分の銀行取引明細書
  • バーレーン国内で有効な健康保険証明書
  • 無犯罪証明書(必要に応じて)
  • 医療報告書(申請前3か月以内に発行された、感染症がないことを示すもの) 


💰 費用と手続き

  • 申請手数料:5 BHD(非返金)
  • ビザ発行手数料:300 BHD(10年間有効)
  • 申請方法:バーレーン政府の電子ポータルを通じてオンラインで申請可能です。
  • 処理期間:通常、申請から2〜4週間で処理されます。


👨‍👩‍👧‍👦 家族の帯同

ゴールデンビザの申請者は、配偶者、子供、両親をビザに含めることができます。

  • 必要書類:家族関係を証明する書類(例:結婚証明書、出生証明書)
  • 家族の権利:帯同家族もバーレーンでの居住、就労、教育、医療サービスを受ける権利があります。


📌 注意点と維持要件

  • 不動産の維持:ビザの有効期間中、不動産を保持し続ける必要があります。売却や所有権の移転があった場合、ビザの資格を失う可能性があります。
  • 年間滞在日数:ビザの有効性を維持するためには、年間90日以上バーレーンに滞在する必要があります。
  • 更新手続き:10年ごとの更新時にも、上記の条件を満たしていることが求められます。


ビザを維持をするための条件は、ドバイよりもハードルが高い印象です。

まず、ビザの有効期限が10年間あるのはドバイと同じですが、ビザを維持していくために『不動産は売却できず、維持をする必要がある』のと

年間90日以上バーレーンに滞在する必要がある

と言うのが、ドバイより不利な点です。ドバイの場合は『ドバイから出国後、1年以内にまたドバイに入国をしたらいいだけ』ですので、バーレーンに年間で90日を滞在しないといけないと言うのは、私のような海外出張が多い人間からすると、ハードルが高い内容になってきます。

人気のエリア

最後に少し、どうせ不動産に投資をするなら、資産価値が上がりやすいエリアのおすすめです。バーレーンで投資をするなら、下記のエリアがおすすめエリアになります。

  • アムワージ諸島(Amwaj Islands):高級住宅地で、海に近いロケーションが魅力です。
  • ジュファイア(Juffair):都市部に位置し、商業施設やレストランが充実しています。
  • リファ・ビューズ(Riffa Views):ゴルフコースや緑豊かな環境が特徴の高級住宅地です。
  • ブサイティーン(Busaiteen):空港へのアクセスが良好で、住宅地として人気があります。

特に『海ドーン!!』物件が多いアムワージ諸島やゴルフコースに隣接しているリファ・ビューズエリアは希少性が高いのでおすすめです!

引き続き、海外の最新情報を追っていきます!また、最新の情報を見逃さないためにもブログの通知情報が届くMLP公式Lineにお友達登録をお願いします!!

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