現在、急成長を遂げているジョージアですが、その背景の一つにあるのが「ハードルが低い移民政策」だと感じています(他にも地理的要因や税制面など、理由は複数あります)。いくつかのビザが存在し、就労ビザに至ってはフリーランスにも発行されるほどで、これはアメリカやEUのような先進国では考えにくい点です。投資ビザについても、先進国と比べると驚くほど取得のハードルが低くなっています。
では、どれくらいの金額をジョージアに投資すれば「投資ビザという名の永住権」が発行されるのか?というと、その金額は「30万ラリ」です。2018年9月27日現在のレートで1ラリ約43円とすると、日本円で約1,300万円ほどになります。
投資対象は株や国債などの金融資産だけでなく、「不動産も含まれる」というのが大きな特徴です。弊社のクライアントの中で「え?私って…」と思った方、それは間違っていません。そうです。弊社でご紹介していたジョージアのマリオットホテルも当然対象となる不動産であり、もし複数部屋をご購入いただき、累計投資金額が30万ラリを超えていれば、「投資ビザを発行してもらえる条件はクリア」しているということになります。
さらに、この投資ビザは、申請者本人だけでなく配偶者や未成年の子ども、また成年でも就労できない子どもにも無条件で発行されます。そのため、30万ラリ以上の投資さえしていれば、家族全員でジョージアに移住することが可能となります。
リタイア後の選択肢として、「ジョージアに永住する」というよりも、「投資ビザを取得して1〜2年ほど長期滞在してみる」というスタイルもなかなか面白いのではないでしょうか?永住という形式にとらわれず、長期滞在してみて、もし飽きたら母国に帰ってくるという柔軟なスタイルも、これからの時代には合っているかもしれません。