銀行口座、投資口座などOECDを中心に自動で情報交換ができる枠組みが『CRS』なのですが、このCRSの怖い所は、脱税をしているしていないの有無ではなく、税金番号が紐づけられた全ての銀行口座、投資口座を政府が自由に閲覧できると言う所にあります。
そこまで政府に徹底的に監視管理をされないといけないのか?と言う声は世界中であるわけですが、そんな中で今、世界中で話題になっているのが『情報交換をしない非CRS12ヶ国』と言うワードです。
読んだままなのですが『CRSの制度に入っていない12ヶ国で資産管理をしよう!』と言うことですね。で、その話題になっている12ヶ国にはどんな国があるのか?と言いますと
・アルメニア
・カンボジア
・ドミニカ共和国
・ジョージア
・グアテマラ
・カザフスタン
・モンテネグロ
・パラグアイ
・フィリピン
・セルビア
・ウクライナ
・アメリカ
と、これらの国が、今、話題になっているわけです。
しかし、非CRSの国々の数はもっと多く、OECDはCRSにサインをしていない国と地域40ヶ国をリストアップしています。今まで、オフショアの代表格と言えばケイマンでしたが、おそらくこの先に10年の間にその代表格は、上記の国々のどこかになるのではないか?と思っています。
個人的には・アメリカ・アルメニア・ドミニカ共和国・ジョージア共和国が有力では?と感じています。