Vol.0187: ジョージアの不動産短期ビザ

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Meti Lux Partners 
代表取締役CEO

過去にも書かせて頂きましたが、ジョージアには30万ラリ(2019年5月22日のレートで約1200万円)以上を投資した人に発行される「投資ビザ(永住権)」があります。しかも「年間〇〇日以上住まなければならない」といった居住要件は一切なく、5年に一度のIDカード更新時にはジョージアのパスポートを取得できるという特典まで付いています。

さらに投資ビザの下位には「不動産短期ビザ」があり、これはジョージアの不動産に35,000USD以上投資した人に発行されるビザで、1年間の居住許可が与えられ、更新も可能です。そして注目すべきは、不動産短期ビザを持ち続ければ投資ビザ(永住権)へと変更可能で、時間をかければ最終的にジョージアのパスポート取得に至る点です。

ただし、ビザの取得には最低でも3回の渡航が必要です。1回目はビザ申請、2回目は審査通過後のIDカード申請(発行まで約1ヶ月)、3回目はIDカード受け取りです。移民局とのやり取りはジョージア語で行われ、英語は通じません。そのため弊社クライアント様には日本語⇔ジョージア語の通訳をサポートしています。

また、申請には多数の書類準備が必要で、見た目の要件はシンプルでも実際には非常に大変です。「不動産に35,000USD投資したから、簡単にビザが取れる」といった甘い話ではなく、弊社が実際に申請準備を進めてみて、想像以上に複雑であることが分かりました。だからこそ弊社には経験値があり、アジア市場においてこれほどジョージアの「投資ビザ」「不動産短期ビザ」に詳しい会社はないと自負しています。

なお、不動産短期ビザの申請には不動産の鑑定評価が必要となるため、申請は物件が完成してからとなります。ご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。

累計不動産取引数567

海外不動産投資、移住・進出サポート
どんなお悩みでもご相談ください

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